私はワタシヲ知らない |    しおじのし

   しおじのし

  ー裏路地の one dropー

携帯電話の鳴る音さえ
腹立たしい朝だってある。
平穏な生活を掻き乱す
陰口のように。
あなたは
誰にも頼らず生きて
誰からも言われず生きる
美徳と信じて。
誠実と信じて。
そんなあなたを
陰で笑う『私』がいるのに。