遠呼静か過ぎる朝に自分の耳を疑う。遥か遠くで汽笛が一声を揚げた。淀んでいるわけ ではなく、晴れ渡るでもない。港に近いこの部屋では小さな丸い窓から見えるがすべて すべてなのです。深き透明な碧水に自分の目を疑う。林の奥から子供を迎えにきた。私は手を貸すでもなく手をふるわけでもない。財布に帰りのバス代が今日も少し足りない人生がすべて すべてなのです。