どんな顔したらいいんだろ。 |    しおじのし

   しおじのし

  ー裏路地の one dropー

ゆっくり
ゆっくり話したいけど
いつも最後に嘘をつく。

ゆっくり
ゆっくり離したいけど
君の笑顔がしまってある。

大きな声で笑うのに
声に出さずに君の名を。
川の対岸
小さな窓に
灯りが点るのを見ていたわ。
君は笑う。
またねと手を振り
背中を向けた。
今夜も
笑顔がまた一つ増えただけ。