泣き尽くす日 | 二人はツインレイ

二人はツインレイ

二人だけの真実

 

 

 

 

どうして

私に良くしてくれるの?

 

こんな

言葉を言わせてしまう

 

彼女は一体

どんな人生を歩んできたんだろう

 

 

 

普通にお茶をして

普通に会話をして

普通に夏の日差しの中道を歩く

 

普通に時を一緒に過ごす



 

ただそれだけなのに


 

彼女にとって

それは

 

尋ねてみなければ

分からないほど

 

無かったことなんだろうな

 

 


どうして

こんなに

良くしてくれるの?


 

 

本当に分からないから

彼女は尋ねる


 

不純物の含まれない

問いかけほど

胸に残るものはないもの

 

 

 

ううん


私良くしてあげたい

なんて思っていないよ

 

どうにかしてあげたい

なんてことも思っていない

 

 

優しくしたいのでもない

 

 

ただ

 

一緒に居たい

 

それだけなんだ


 

 

閉じている羽根が

少しずつ

開いていくといいな

 

昨日より今日

今日より明日

 

あしたよりも明後日って

 

開かない日があってもいいと思う

傘閉じの日みたいにね

 

涙雨の日があってもいいと思う

 

そんな彼女には

 

泣かないで

なんて

言わない


 

泣き尽くしてね


 

って言う

 

涙の好きにさせてあげてねって言う

 

自由を知った涙は

もう

落ちたいなんて思わなくなるもの