卸売りについて | 独り言が多い珈琲焙煎士のダイヤリー

独り言が多い珈琲焙煎士のダイヤリー

流行りの珈琲に左右されない味を貫く珈琲焙煎士

僕はただひたすらに「おいしい」を届けたいだけ。
自分を磨き続け、澄んだ世界で創る最高の一杯を。

最近お問い合わせがまた少しずつ増えてきているので

 

業務用の焙煎豆の卸について今日は書こうと思います。

 

 

どうせ長々と書いてしまう気がしますが笑、、なるべく端的に!(ならんわな)

 

 

まずウチ、インボイス登録事業者です! (これ大事ですよね多分。)

 

 

飲食店だけでなくオフィスコーヒーでのご利用も比較的多く扱っており

 

あまりジャンルにとらわれずコーヒーが関われるあらゆる場に卸させてもらってます。

 

コーヒーマシンの選定やディーラー紹介も当然させて頂けます。

 

また、多少の開業支援やアドバイスもできる範囲で何でもさせて頂きます。

 

既存の使用豆との併用や、他の豆屋さんとの併用も全く問題ありません。

 

(弊店から卸させて頂いた豆の、いわゆる"また卸し"だけは厳禁とさせて頂きます。

 これは自分の知り得る範疇ではない場での提供は理念に沿っていないからであり、

 また卸しをするのではなく、弊店をご紹介頂く、という形にして頂いております。

 要するに「その人のお店」に対して、卸させて頂いているから、という感じです。

 取引先ではなくこちらの売上げにしたいから、という意味では一切、ありません。)

 

 

では早速堅苦しい感じになってしまいましたが、苦笑

 

 

からのーまずはー

 

 

①値段

 

一番気になる所だと思います。 弊店の卸価格は

 

小売値(店頭販売価格)より少々お値段はお安く設定しております。

 

たまに店の価格表を見て「ちょっと店では使えないか~」と言われるので

 

すかさず見積書を作って「こっちが卸値!」と提示したりしてます。笑

 

原料(生豆)の相場に合わせて価格設定しているので、たまに価格改定します。

 

時期時期で若っっ干原料価格をすぐ反映できずズレが生じることもありますが

 

相場に大きく左右される農作物なので そこだけはご了承くださいませ。

 

そして 基本的にお取引数量によるスケールメリットはございません。

 

(沢山作ったから製造コストが下がるような設備と作業状況ではないので

 どの卸先店舗さんに対しても同じ手間暇かけて作ります。同じ価格です。)

 

なので、沢山作るからラク! では全くないんです。

 

全てのお取引先に対する思いはイコールであるべきだと思っています。

 

どの店舗さん・企業さんも、同じく等しく大事な存在だからです。

 

 

じゃあ、なんぼやねん!というお話しは・・

 

何らかのSNSでメッセージお待ちしております!

 

 

 

②最低発注数量

 

沢山じゃないと卸売りとして扱ってもらえないんでしょ? ありがちな質問ですが

 

弊店の最低発注数量は500gです。 そして、かーなーり、日持ちします。

 

適切な保管環境さえ整えて下されば、豆の耐久性に驚かれると思います。

 

「まだ膨らむの?」「いつまでもつの?」「まだ美味しいんだけど?」

 

よく言われます。笑 "そういう焙煎の手法" だからです。企業秘密ってことで|д゚)

 

※500gでも多いという場合は小売値での対応とさせて頂きますが

 卸売りに対応させて頂いております。お気軽にお申し付けください。

 

 

 

③送料

 

これも卸売をなさってるお店さんによって違いますが弊店も必要です。

 

〇〇円以上送料無料!ということはさせてもらっていません。 が、が、

 

実際に弊店がヤマト運輸に支払っている送料と資材代「よりは安く」設定しています。

 

つまりイレブンでも一部負担して、その価格です!という送料設定です。

 

(真夏の酷暑期間はクール冷蔵便で送る時もありますが、こちら側の判断で

 送っているのでクール冷蔵便だからって上乗せ送料は一切頂いていません。)

 

 

 

④取り扱い銘柄の種類・ブレンド製造

 

現在取り扱いのある銘柄は各国あわせて12種類ほどあります。

 

その中からご要望に沿ったものを提案する、あるいはブレンドを提案いたします。

 

お好みの味になるべく近いものブレンドで作ることも可能です。

 

あと、エスプレッソ豆に関しては個人的に力を入れているところでもあるので

 

マシン抽出なさるお店に対してはエスプレッソ豆もよく提案させてもらいます。

 

「こんな飲みやすいエスプレッソあるんだ?」「これがホントにエチオピア…?」

 

「カフェインレスなのに、言われなかったら全然わからない…!」

 

とかとか、色々ご感想頂いてるので、よかったらご試飲頂けたらと思います。

 

マシンごとに合わせても、ある程度は調整できることはさせてもらいます。

 

(※「」内は個人の感想です ←通販番組か)

 

 

★補足 「焙煎度合いに対する考え」

 

あらゆる豆に対して 「これぐらいの焙煎度がいい!」 というご希望がある場合ですが

 

その焙煎度や焼き方が 自分(僕)にとってOKとするものならば 可能です。

 

つまり 作りたい豆ではない焙煎豆 はまず作りません、というハナシです。

 

ここは、どうしても譲れない部分でもありますので、ご了承ください。

 

 

⑤OEM商品の製造

 

自社のノベルティあるいはオリジナル商品としての

 

ドリップバッグコーヒーの焙煎と製造を承っています。

 

累計もう何万包作ったか定かでもないほどですが

 

色んなコラボ相手さんとの商品を作らせて頂いています。

 

だいたいどこもドリップバッグって1,000包~なんですが

 

近しい値段でウチは500包~お請けできる外注先をもっています。

(500包から製造する外注先としてはかなり安い外注費だと思います。)

 

外注費に自分の利益は(いっさい)載せません。

 

必要なお代金は 豆代+送料+外注費(上乗せ原則ゼロ)、です。

 

(※原則としてるのは微妙に数量により資材包材等の微差が生じることがあるからです。)

 

関西人らしく「明朗会計!」でいきましょうよ。な精神でして。笑

 

なので、純粋に「必要なお代金」としてOEM商品を作って頂けます。

 

こちらも詳細は、できればご来店頂けたらありがたいですが

 

DMでも承りますので、ご検討お願いいたします。

 

 

だいぶ、長くなってきましたね。笑

 

 

文章ばっかりなのにきちんと読んで下さってる方(少ないかもしれませんがw)で

 

もしご興味ございましたら、お気軽にご連絡あるいは、ご来店ください。

 

ご提案・ご試飲・サンプル送付(少量ならば送料のみで送ります)などなど

 

柔軟に対応させていただきますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

過去には仕事がパンパンな時期に新規お取引をお断りし続けていた事もあって

 

いつでも「ドンとこい!」な状況ではないのが今でも現状としてたまにありますが

 

やっぱり僕は豆を焙煎するのが大好きで、沢山のひとにおいしいコーヒーを

 

楽しんでもらいたい思いがあります。もうちょっと自分のキャパ増やして

 

自分の腕を信じて、頑張りたいなと思っています。

 

そして多くのお客さんとお取引先と一緒に、盛り上がっていきたいです。

 

 

 

で・・・

 

 

 

⑤最後に思いの丈を・・

 

 

「卸先と豆屋」という関係性は僕はあまり良しとは思っていません。

 

 

理想とするのは常に「〇〇さん & 〇〇さん」 と気軽に呼びあえるような

 

フラットな立場でお互いにやりとりしあえる関係性だと思っています。

 

 

お仕事は「させて頂いている」「して頂いている」という意識をお互いが持ち

 

何故このお店に卸させて頂いてるのか が明確であるべきだとも考えています。

 

上下関係は極力持ちたくはありませんし、気持ちよくお付き合いを長く続けたい。

 

 

そして、僕は卸先の店舗さん・企業さんを

 

むーっちゃくちゃイレブンに来て下さるお客さんに宣伝しまくっています。

 

むーーーっちゃ宣伝してます。ちょっとしつこいぐらいの時もある気がする。笑

 

 

理由はすべての卸先が「自慢の店舗・企業さん」だからです。

 

推す理由があるから、推します。 行って欲しいと思えます。

 

自分をきっかけに、繋がってほしいからです。

 

 

"いいお店"ばっかりだからです。

 

それぞれの取引先とのストーリーがあるからです。

 

 

みんながwin-winになるには? 三方よし を具体化していくには?

 

そういうことばっかり考えています。そういうのがいちばん楽しい!

 

 

そんなちょっと(だいぶ?)変わり者な焙煎士ですが

 

何かしらお手伝いさせてもらえることがございましたらご一報を。

 

 

自分だけが~じゃなくて、みんなで潤っていきましょう!

 

むしろ飲食店ではない、飲食と関係の全く無いような企業さまだったり

 

各種ご活躍なさっているアーティストさんだったり多種多様にコラボさせて頂いてますので

 

「うちのコーヒー作って欲しいんだけど~」ぐらいの感覚でご相談頂けたらと思います。

 

 

あらゆる店舗・企業等がお持ちの各々の素晴らしい魅力に

 

より高い価値を纏わせられるような柱の1本を担わせて頂ければ幸いです。

 

 

あの店のコーヒーが美味しい あの会社で飲んだコーヒーが美味しい

 

コーヒー専門店じゃないのに、そんな感想がお客様から出てきたら・・?

 

 

ルーティーンの中に見出すことができるすべての"可能性の余白"があるのなら

 

充実させる手段としてコーヒーは役立てると信じています。一緒に創らせてください。