高い山に何度も何度も登るひとや
過酷な修行を経る修行僧の方々もきっと
その「やり遂げた」という結果(事実)よりも
その中で「何を感じ・考えたのか」という
過程(得た感覚)と、その使い方にこそ
本来の目的を持っているんじゃないかと思っています。
「〇〇に行ったら 人生観 変わるよ~」
結構多くのひとがそういう言い方されるじゃないですか。
あの 変わるよ~ を感じれるのはきっと誰でも感じれると思うんですけど
その 変わった人生観 を、どうするのかとか、何に使うのかとか、
結局そこまで実行できてこその「達成」とか「目標地点」じゃないかな。
これは 「将来カフェを開きたい!」ってひとと同じようなもので
カフェを開いて、どうしたいのか。 そこまで考えているひとじゃなきゃ
なかなか長く続けていくことは簡単じゃない。
富士山に登りました! エベレスト登頂しました!
そういうことが ことの全てを示してるわけじゃないはず。
得た だけでは結局山に「もらいにいってるだけ」な気がして。
それを渡したり、増やしたり、できなきゃ自分で滞ってしまう。
それじゃただのテイカーじゃないですか まるで。
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登山家の故・栗城史多さんの本が店に置いてあったのを思い出して
なんとなく自分がメモしていたページを開いてみました。
(本の内容とか栗城さんへの評価は横に置いといてくださいね。)
「大切なことは、登っても、登れなくても、感謝すること。」
ふと開いた1ページにある言葉なんですけど 感謝できるってのは
得れた物事(山が与えてくれた物事)があるからだと思うんです。
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「成功する確率。それがなんの役に立ちますか?」 と違う頁には書かれています。
僕自身は 無謀な事をするひとだった だから亡くなってしまった
というイメージでしたし 実際そういうことは少なからずあるでしょうけど
なんでその域にまで達したんだろう という感覚を強く持ちました。
きっと死ぬ寸前の後悔って、なかったと思うんです。果たした、というか。。
ご本人の声を一度でいいから聴きに行ってみたかったなぁ。
批判的な意見も散見するけど、なんか「見方」が自分とは少し違うのかも。
行為に対する意見は自分にも少しあるけど、それだけじゃない気がして。
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山が好きです。日本には沢山の山岳信仰があるけど凄く興味があります。
地元の生駒山にしても、やっぱり好きな場所で、定期的に頂上には行きます。
(なんせ遊園地や夜景スポットとして整備されてる稀有な山頂ですからね。笑)
でも、奈良の南部の山は山寺が本当に沢山あって、修験道の歴史もとても深い。
吉野や天川の方に行けば一層「山に入る」感覚が強く身に刺さります。
紀伊半島の山地はすこし特殊な空気感があるなぁとずっと思うんです。
この場所にずっと居たくなるような。きっと将来も山の近くに住むでしょう。
日本の色んな所で住んでみたい、でも、なんとなく、紀伊半島に還るきがする。
何年先か、何十年先かわかりませんけど 自分が思う山との接し方と
その包まれてる感じを楽しむ余生を(笑) 送りたいですねー。
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自分の店ももしかしたら どっかの誰かにとっての
「イレブンに行ったら人生変わるよ~」 なんてことに
なってたら面白いですよね。笑 ちょっと嬉しいかも。
久し振りにカブの外装を元々の白い外装に戻しました。
うーん、いかにも、カブだな。(笑)
なんなんでしょうね、この乗り物は。古臭いけど、唯一無二であって。
なんかジャンルが違う気がするんです。
自転車でもないし バイク!って感じでもない。
このシルエットがどう転んでも「カブ」なんですよ。
足掛けなんらかのカブに20年以上乗ってるわけですけど
これが無くなったら「困る」の域に確実に居ますから。(笑)
自分も 喫茶イレブンも 必需品で居れるようになれよと
毎日の通勤時間、カブから教わってるわけですよ。ええ。
というわけでしばらくまた普通の
カブっぽいカブでお待ちしております。(笑)
2日の金曜日はお休みですのでご来店ご注意ください。