謝楽祭2024 その2 | 酒と散歩の日々                                               

 9月8日(日)は、落語協会の吉例イヴェント「謝楽祭2024」であった。以前は谷中で同様のイヴェント「圓朝まつり」があったが、湯島天神へ会場を移しもう10年目となる。内容はといえば、要はファン感謝デー。噺家さんや芸人さんたちが、そのファンたちへ目一杯のサービスをしてくださるという結構なもの。(ここまでは昨日のものをコピー)

 

 会場では、噺家さんや芸人さんたちが様々な屋台を出している。飲食系やCDやTシャツなどご自分のオリジナルグッズを売ったりとね。

 いつも、いの一番にうかがうのが、三代目橘家文蔵師の「三代目立呑屋文蔵」。美味い煮込みとホッピーの店。今年はついに生ホッピーときたもんだ。

 

 

 最初に文蔵師にサインをお願いして(ここは昨日書いた通り)、こちら側で塩煮込みとホッピーを購入。ブースのもう1つの角では、文蔵師と「千早・鉄千早」などリレー落語を共演することが多い柳家小ゑん師がCDを販売している。

 

 

 塩煮込みには、ハチノスなどのもつがたっぷり。いい出汁が出ていて、臭みもない。実は個人的には、どの居酒屋の煮込みより美味いと思う。この日の湯島天神も残暑真っ盛り。冷えたホッピーが美味いぜ。水分補給はこのあとも心がけた・・・アルコール入りだけど。

 

 

 「エボエボBOSE」は古今亭菊之丞師の店。ここも毎年出店されている。元NHKアナウンサーと共に、店頭に立ってたこ焼きを販売中。ちなみに「えぼえぼ坊主」というのは、落語「棒鱈」に出てくる「エボエボ坊主(蛸)のすっぱ(酢)漬け」からきている。噺家さんの屋台だけに店名にも洒落が利いているのだ。

 

 

 ソース&マヨのたこ焼き。焼きたてで美味しゅうございました。

 

 

 こんな屋台も。普段は高座から見えないところで演奏をされているお囃子さんたちが、有名どころの出囃子を弾いてくれる。座布団が見えるが、客はその出囃子に合わせて、高座に上がれるという寸法。私が見ていたとこには、ちょうど小学生くらいのお子さんが上がっていた。彼が未来の大看板になったらおもしろいよね。

 

 

 毎年チャレンジする投扇興(とうせんきょう)。古今亭志ん橋一門がやっているので店名は「トウシンキョウ」。扇子を投げて的に当てるお座敷芸を体験させてくれる。今年は「行幸」という芸を達成した。単に的に当てるだけではなくて、的と扇子の位置などで得点が変わり、それごとに芸の名がつけられているのだ。

 

 それにしても暑かった。アルコールだけじゃなくて、こんなものもありがたい。

 

 

 春風亭一猿さん(師と呼べるのは真打から 彼は二つ目 わからない方はググってね)の「モンキーポンチ」で購入したフルーツポンチ。凍ったフルーツが入っていて冷え冷え。こういったのが火照った身に染みる。

 

 さて、明日は、舞台の様子を。