先週末、横須賀の「くりはま花の国」へ。花盛りのポピーを鑑賞したことは昨日書いたが、もう1つのお目当てはこの日ここで開催された「ヒストリックカーデイ」。その名の通り、歴史に名を遺す往年の名車たち(しかも現役)が、「花の国」に集結する。
ここ数年、毎年この時期に開催され、私は3年ほど前から見物に訪れている。
10時にイヴェントスタートだが、この日は昨年同様このあと「野毛大道芸」へはしごで足を運ぶ予定。少し早めに「花の国」へ。
ポピーを見た後、来場した車を見て回った。
海外の車で好きなのは、イセッタとかメッサーシュミットKR200等にいわゆるバブルカーと呼ばれる車たち。今年は、このメッサーシュミットKR200がきていた。屋根が開いて乗り降りをする独特な形状。デザインが素敵すぎる。
屋根を開けていてくれたおかげで、後ろから運転席や計器類を見ることができた。名前からの連想(メッサーシュミットは、世界大戦当時ドイツの主力機だった)ではないけれども、まさにコックピット。運転席というよりも、操縦席。
ボルボのごついフォルムも素敵だ。
他にもフィアット、アルファロメオ、ミニ・・・
オーナーさんたちは、気が付くと車を磨いている。ほんとに大切にされているんだなぁ。
国産車へ行こう。
ホンダのZ。1970年に発売され、途中エンジンが空冷式から水冷式に換装された後期型に切り替わる。エンジンのサイズは360ccで当時の軽自動車の規格である。リアウィンドウの形状から「水中メガネ」の愛称で親しまれた。
この車は、水冷型のモデルではないかと推測をする。もっと、後ろ側なども見ておけばよかった。
この車が実際に走っていた頃、私は小学生だったわけで目にはしているはずである。しかしながら、当時はほとんど車には興味がなかった(スーパーカーブームもあったが、ほぼスルーしていた)。
メッサーシュミットにしろ、このホンダZにしろ気になり始めたのは大人になってからである。
特にこの時代の国産車が、青島の1/24スケールのプラモデルで発売されていて、作りまくった。このZはその中でもお気に入りで私の机の横の棚にはそれぞれ異なった色に塗装されたZが飾られている。このプラモデルのシリーズの中でも一番数を作っているのだ。
ほれぼれするようなデザインだよね。今、車はモデルチェンジのたびにどんどん未来的な先鋭なデザインを取っているけれども、シャーシを新しくして、こういう車のデザインをそのまんま乗っけてくれたらなとよく思う。
こちらはいすゞのベレット。正式にはベレットGT TypeRといい、普通のベレットに比して1600ccDOHCのエンジンを積んだ最上級のスポーツモデル。
スカイラインGT-Rは言わずと知れた日本を代表するスポーツモデル。上の写真の手前の白い方が2代目で、奥のは初代のモデルとなる。下の写真はその初代。「羊の皮をかぶった狼」と呼ばれた車。2000CC6気筒DOHCを積む。
ハコスカの愛称も。
エンジンのサイズこそ異なるが、それぞれの社のスポーツモデルを一気見できて満足。もちろんベレットもハコスカもプラモデルで作って飾られている。
さて、ここから家に一度車で戻って、野毛へ遠征。その「野毛大道芸」の様子は、少し写真の整理をしてから。なるべく早くアップをしたいけれどもね。