ランチビールがないのが残念 | 酒と散歩の日々                                               

 横須賀の市役所前公園に面している「天丼 岩松」。創業当時から通っているから、もう30年にもなる店だ。当時は、横須賀中央まで娘が習い事で通っていたので、時々ここで夕食として天丼を喰っていた。

 確か、1杯の値段は当時としても破格の500円。それでいて、天丼のクオリティも高かった。

 

 いつしか人気店となり店の前に行列ができるようになって、あまり通わなくなった。ちょうど昼時で誰も並んでいない時に、時折立ち寄る店である。

 前回やはりそのようにうかがった時、昼のビール提供を取りやめたと店の方からきいた。残念・・・

 

 とはいえ、久しぶりに天丼が喰いたくなり、「岩松」へ。幸いにして行列なし。店内は満席だったが、ちょうど食べ終えた客がいてすんなりと入ることができた。ちなみに「岩松」はL字型のカウンターだけの店。

 

 

 注文をすると、まずこの漬物と大根おろしのセットが供される。注文はいつもの天丼大盛りと味噌汁。

普段はそれほど味噌汁が欲しいとは思わない方なのだが、ここの味噌汁はなぜか好みなのだ。

 

 

 あとは目の前で揚げられている天ぷらの音を聞きつつ、ボーっと待つだけ。

 

 

 天丼もあまり海老天にこだわりはない。野菜天の方が好きだし、動物系で言うならばイカ天やキス天の方が好みだ。この「岩松」の(普通の)天丼は野菜が盛りだくさん。もちろん、黒板にあったあなご天丼や海鮮系の天丼、それから海老たっぷりのメニューもあるけれども、そんな理由でいつもこれ。

 

 

 この日の野菜天は、エノキにピーマン、カボチャにレンコン、大葉あたり。大盛りにしても、これだけ天ぷらがのっていると、ご飯とのバランスもばっちり。

 本当ならね、この天ぷらをつまみにビールといきたいわけだよ。

 

 

 好みと書いた味噌汁は、なめことねぎ。昔のなめこって、今よりあのぬるっとしたとこが多かった気がするけど、これは思い出が盛ってしまっているんだろうか。ここの味噌汁のなめこは、あの当時の感じがして好きなのだ。

 

 そういや、ここ先日「バナナマンのせっかくグルメ」で登場したよね。また、混んでいるのかな。