穴子天定食 | 酒と散歩の日々                                               

 昨日書いた走水神社への参拝。もうこれと完全にセットとなっている「味美食堂」。散歩で出かける距離として誠に都合がいい。玉に傷は、休日は開店前から行列ができてしまうこと。場合によっては、一巡目で入店できない。並んで待つのは嫌いだから、そんなときはあきらめるけど行ってみるまでその状況はわからない。

 

 この日は、参拝して店の前へいったのが開店5分前。天候のせいか(この時はやんでいたけど、この日は朝から小雨だった)、店の前に並ぶのは1人だけ。これなら大丈夫。道路を渡って間もなく、暖簾がかけられた。

 

 カウンターに座り、ここから迷う一時。

 

 

 そうはいっても、年に4~5回くる(え、少ない?多い?)この「味美食堂」で注文するのはほぼアジフライ定食。年に一度ペースくらいで、穴子天定食。丼類やあじ刺身定食は注文したことはない(いや、単品であじ刺をいただいたことはある)。

 この日はその穴子天の気分となった。正式には穴子天麩羅定食。これとお決まりの瓶ビール。

 

 

 この一杯目がたまらない。この日は暑い中を散歩してきたわけじゃないけど、やっぱり散歩途中のビールはたまらん。

 

 

 サービスのお通し。ポン酢で和えたこれ。この日は焦げ目が強め。何度かお目にかかっているが、その味の濃さに鶏肉?と考えてしまったこともあった。今もって正体はわからないが、おそらくはアジの端っこのところの有効利用ではないかと思う。ともかく、その肉肉しさが美味いのだ。

 

 

 穴子天くる。ご飯はもちろんの大盛り(ただ、最近苦しくなってきた)。ここは水揚げされた魚で料理を提供しているから、毎回その大きさが違ったりする。

 

 

 この日はこのサイズの立派な一本付け。といって大味ではないところが、地の魚だ。塩をパラリと振って、齧りつく。美味ぇ しか出てこない。もちろん、その後はビールだ。

 

 

 この日の小鉢は昆布の煮物。以前はね、ここの小鉢は玉子入りのポテトサラダとお決まりだった。あれが好きだったんだよなぁ。

 が、この昆布も薄味に煮付けられていて、美味し。ビールにもご飯にもよく合う。

 ビールの飲み終えて、残り半分くらいのあなごと添えられたかき揚げで飯を頬張る。ここで悪れちゃいけないのが味噌汁。これも地場の肉厚のワカメがたっぷりと入っていて、実はこれだけで飯がすすんじゃう。