オータムフェスタ2023 その2 | 酒と散歩の日々                                               

 横須賀海上自衛隊のイヴェント。「オータムフェスタ2023」へいってきた。以前は夏に「サマーフェスタ」として開催されていたけれども、昨年から秋の開催に変更され名称も変わった。

 基地を開放して、海自の艦船を一般公開したり、あるいは体験試乗をしたりとと日頃の活動を示してくれる。隊員たちも気軽に撮影に応じてくれたり、艦船などのカードを配ったりとサービス満点。皆さん、その対応の様子も素晴らしい。

 

 昨日は、その際に見学をした海自の最新鋭艦「くまの」の見学の様子を書いた。今日は、それ以外のところを。

 

 

 その「くまの」の前方に停泊し、甲板の見学を実施していたのは潜水艦「なるしお」。

艦橋の上に隊員がいて、見物客に手を振ったりしている。

 

 

 見学できるのは、後部甲板。潜水艦は機密情報のかたまりみたいなものだから、内部は木公開。

こちらには乗艦待ちの長い行列。

 以前、艦は違ったが甲板にあがったことがある。すべらないような塗装になっていることをその時知った。

 

 

 毎回この場所には、ヘリコプターが展示される。この様なフェスタのオープンに先立って、飛来する。

これも以前、開場前に並んだ時、飛んでくる姿をみたことがある。

 

 

 陸自の車両も何台か展示されていた。そう横須賀には陸自の基地もある。

 

 

 こちらは海上保安庁の巡視艇「あしたか」。海自ではないけれども、今回はこの艇も一般公開をしていた。こちらも長い行列。

 

 その後方には、特務艇「はしだて」。

 

 

 今回の基地公開の1つの目玉かな。塗装なども他の艦船と異なるこの艇は、外国からの賓客(諸外国の将校団なども含めて)等を招く「迎賓」が主任務。完全な非武装の艦船。

 体験航海が事前の申し込みでできた。気が付いていれば、応募したんだけどな。船に乗るのは大好きなのだ。

 

 

 この桟橋の反対側には、こちらも一般公開中の「ゆうぎり」。ここも乗艦待ちの長い列。

「くまの」乗艦時に並んだので、もう行列はいいやと写真だけ。

 

 

 最後にいくつも設置されたテントの方から。海自を知ってもらうためのブースがいくつも設けられる中、輸入制限などで苦戦している国産の海産物を販売するテントがいくつか。基地内は水分補給のため以外は飲食できない。これはコロナ禍を念頭に置いてのものだろう。以前は、海自カレーを食べさせるブースなども出ていた。そんな中、国産海産物を応援する心遣いはありがたい。

 

 自衛隊というと戦闘を連想し、未だ反対をされる方々もいる。もちろん、その意見もわかる。

この様なイヴェントで艦船の砲の動きを実演したり、それこそ陸自の兵器を積んだ車両を身近に見せることに眉を顰める方もおられるだろう。

 また、隊員の不祥事に「こんな輩が・・・」と批判の声をあげる方もいる。

 

 しかしながら、この日接した隊員さんたちは、皆さん礼儀正しく笑顔でもって我々見物客に対応をしてくれた。彼ら(彼女ら)は、一旦ことがあれば、国を守るために働くことを責とされている。災害救助の現場でも、まずは率先して活動をされている。

 こうやって、その姿をみて、あらためて感謝の念を抱くのは間違いなんだろうか。