昨日に続けての「白根家」。ただし、時系列的には昨日書いた日から約2週間後。なぜ続けての登場かというと・・・
店頭になぜか筍が並べられていた。いつものようにカウンターへ腰かけて、呑みながら話をきくと・・・
朝掘ってきたのだと。たくさん取れたので、こうやって売っているのだそうだ。旬の話なのよね。
というわけで、1本予約。ちなみに鍋の方は、もう茹であげたものが入っていた。
さてさて、いつもの如くのホッピー。自分で作った頃合いで、お通しが出てくる。
予想通りの筍。右側ね。下に煮たひじきが敷かれていて、筍にはドレッシング。こういう筍の喰い方は初めてだなぁ。思いつくのは筍ご飯に煮物、筍のおすまし、それ形穂先を細く切ったやつを梅で和えたものあたりかな。お刺身サラダみたいな感じで、この喰い方もなかなかいい。
左側のは、茎わかめの煮ものね。これも美味かった。
もうね、魚を注文するのではなく、このお通しをお代わりしたかったくらい。
そういうわけにもいかず、刺し盛の少な目を注文。手前から時計回りに、コチ ワラサ アジ。
この取り合わせもいいな。白身に赤身に光もの。こいつで気分良く呑んでいたら、お隣の客がマグロの串焼きを注文。つい便乗してしまった。
1本100円(だったかな)のサービス品。他のつまみを注文した客限定。脂ののったマグロと玉ねぎの塩梅がいいのだ。こいつで、さらにホッピーがすすんじゃう。
購入した筍は、翌日我が家の食卓に。今シーズン2度目だったかな。季節のものをその季節に味わう。筍の水煮は年間を通して、スーパーなんかで売っているけど、この香りや歯ごたえはやっぱり新鮮なものをすぐ茹であげたものにはかなわない。
嗚呼 美味いと快哉を叫ぶ(心の中で)。叫ばないけど、口にも出したよ。「美味いねぇ」