波平 再訪 | 酒と散歩の日々                                               

 京急「追浜」駅の目の前にかなり年季の入った(きちゃない)ビルがある。正式名は第一共同ビルらしいのだが、通称は「追浜ショッピングセンター」とされている。アジア食材やら、テイクアウトの海鮮丼の店などかなり雑多な構成の店が入っている。そうそう、この1階にある鯛焼き屋さんは、追浜散歩のお供として最高である。

 

 さて、その「ショッピングセンター」の2階に立ち呑み屋らしいものを発見したのは、今年の夏の事だった。

 

 

 この階段の先。ね、ちょっと上がっていくのに勇気がいるでしょ。で、入ってみたら、なかなかいい居酒屋だったのだ。その名を「波平」。

 

 

 入り口も怪しいよねぇ。立ち呑みとは書いてあるけど、カウンター前に椅子もおいてある。

そして、ちらりと写っているが、水曜日は飲み物がサービス価格なのだ。ウーロンハイ・緑茶ハイ・水ハイ(?)が200円、中生が300円。

 前回は別の曜日だったのでホッピーでいったが、満を持しての水曜日。中に入ると・・・やっぱりすごい混んでいる。そら この値段で呑めるんだものね。カウンターは一杯だったので、立ち吞み用のテーブルに陣取る。ま、その前に吞みものを注文。

 

 

 ウーロンハイにしてみた。それからっと・・・

実は、この店入ってすぐ左手にショーケースがあって、そこで注文をする。前回は、このショーケースから「クジラのベーコン」なんかをいただいたんだけど、カウンターの上のところにたくさんつまみが書かれた短冊が並んでいる。この注文のところからだと、それがみえないんだよね。

 そこで、とりあえず呑みものを置いて、短冊をながめて、注文するこのを決めた。そして、再度 注文口へ。

 

 ほどなく出てきた。まずは牛スジの煮込み。

 

 

 そして、メンチカツ。

 

 

 ここまでの支払合計、1000円でかなりお釣りがきている。ウーロンハイのお代わりでも、ちょっと余るくらい。いわゆるセンベロ。

 

 でさ、店内のお客が大声でしゃべっていて活気があるんだよね。もちろん、コロナ禍の中でと眉を顰める方もいらっしゃるだろうが、この活気こそが居酒屋のありがたいところ。

 そんな中で独りかたむける酒は美味い。