チンチロリンでハイボール | 酒と散歩の日々                                               

 野毛の「ビートル」。チェーン店らしいけども、昔ながらの大衆居酒屋の雰囲気が漂う店。つまみ類も手作り感が結構あって、通っていた。ここへも「お世話になりました呑み」。

 次に野毛にきた時、入ろうか迷っちゃう店の1つだね。

 

 

 バス通りに面したこの暖簾の奥に、コの字型のカウンターとテーブル席もたくさん。私はいつも独りなのでこのカウンターを愛用している。

 この日は愛用のコンデジを忘れたので、スマホで撮影。だから珍しく画像が横に長い。

 

 

 この店の特徴は、焼酎系の呑みものを注文すると、中(いわゆる焼酎)と割材が別になっていること。中が、コップになみなみとくる。表面張力状態でくるので、最初にそこに口を寄せて生のままで呑まないと、グラスに移すことができない。そう、自分で好きな分量をグラスに注ぐのだ。このやり方は、「埼玉屋」でもやっているね。

 慎重にグラスに注いで、完成。この日の割材は黒ホッピーね。呑みようによって2杯でも3杯でもいける。好みの濃さで呑めるのがいい。

 

 

 クリームチーズにチャンジャ。このクリームチーズ+塩辛系のつまみは、アルコールが止まらなくなる。酒呑みのツボを押さえた逸品だ。

 

 

 で、ホッピーと中を呑み終えて、チンチロリンハイボールに挑戦。これも「太陽ホエール」とか、あちこちの店でみかけるようになった。偶数なら・・・奇数なら・・・でラッキーなハイボールがいただける。

 私は結構これに強くてほぼ負けなし(2~3回は負けたことがあったか)。 「ビートル」では、偶数ならば半額 奇数ならば定額でメガハイボールが出てくる。何度もチャレンジして、通算で1回負けたかな。

 この日も「3 5」と出して半額でハイボールにありついた。

 

 

 自家製の厚揚げといっしょに。

 

 さて、買えるかとお会計をお願いすると、シジミのスープが供されるのもこの店ならでは。

 

 

 滋味というのかね。お酒で荒れたのどに温かいしじみの出汁が浸み渡る。

思わず、ごちそうさまの声が出てしまうのだ。