マガモ何を思ふか 我何を思ふか | 酒と散歩の日々                                               

 YRP(横須賀リサーチパーク)にある水辺公園へ。自然豊かなといいたいところだが、実はこのYRPが造成された時に計画的に作られた自然環境。普段は立ち入ることのできない(野鳥のサンクチュアリ―などの目的で)池を含めて4つの池があり、特に大きな四季の池の周囲は遊歩道が設置されていて陽光の中、気持ちよくウォーキングができる。

 

 

 何度かこの公園については書いている。そもそもYRPとは何かということも書いている。ここにはもともと通信研究所というのがあって、それが発展的に拡大して多くの通信事業を行う企業の研究所が集まるYRPとなった。携帯電話から始まる情報通信関連の研究の一大拠点だ。

 四季の池の畔から取ったこの写真でも、奥に大きな研究施設が写っている。

 

 

 この日の四季の池は、これまでになく浅くそして澄んでいた。ここで、このように水底をみた記憶はほとんどない。

 数年前にTV番組(池の水全部・・・)で取り上げられるほど、富栄養化して濁っていた池なのだ。

 

 

 この池には、マガモが住みついている。数つがい。

カルガモもいるが、私が好きなのはマガモの方だ。

 

 

 思索にふけるカモ。

 

 

 一点を見つめるカモ。哲学的である。

何を思っているのだろう。

 

 私はといえば・・・しばらく湘南台の「元祖 鴨南ばん」に行ってないな。あそこの「治兵衛の鴨南蛮」は本鴨を使っていて、骨付きのまま使われているからワイルドで美味いよな。目の前のカモを・・・

 鴨南蛮への妄想である。

 

 哲学的なカモとこちらの思念と、甚だギャップが大きすぎて・・・

あぁ、カモ喰いてぇ。

 

 

 ロウバイの花が綺麗である。