昔のお歳暮タオルが | 喫茶店の書斎から

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コーヒーカップの耳

昨日、「さくらFM」のスタジオからの生放送はお陰様で無事に済みました。

ところが終わって帰る時です。

パーソナリティの久保直子さんから「お渡しものがあります」と。

古くからのリスナーさんからのものとのこと。

うちが米屋をしていた時に、年末にお客様にお渡ししていた粗品のタオルです。

新規のお客様獲得のときにも活用したのでした。

懐かしいです。

毎年何百枚か作っていました。作ってくれる業者さんの営業さんの特徴的な顔も思い出しました。

泉南からやってくる業者さんでした。

このタオルはわたしがデザインしたものです。デザインというほどのものではないですが、あの時代はみな店名を真ん中に大きく入れていたものでした。しかしわたしは小さめにと。そして平仮名でと注文したのでした。

わたしの家にはこのタオル、一枚も残っておりません。

よく残っていたものです。消耗品ですからね。

手紙が添えられていて「甘辛しゃん」とあります。これラジオネームというんでしょうか?

匿名の手紙だから公開しても許されるでしょう。

本名を明かされないとのこと。「謎の方なんです」と。

「さくらFM」の古くからのリスナーさんで、時おりお花なども差し入れされる人とのこと。

郵送ではなく、郵便受けにご自分で直接入れに来られるそうです。

どなたなんでしょうねえ?手紙の文章、書き慣れておられます。

手紙に「スタジオにお見えになったら愕かせてあげてください」とあります。

ハイ、本当に驚かせていただきました。

それにしても恐いものですねえ。

「書いたものは残る、誰が読むか知れない。だから恐い」と言いますが、

放送も怖いですねえ。誰が聞いておられるか分かりません。