以倉紘平さんと杉山平一さんと木津川計さん | 喫茶店の書斎から

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コーヒーカップの耳

今月22日に「さくらFM」に出演の予定です。

午後5時台の「コーヒーカップの耳に聞く」というコーナー。

今回は尼崎の詩人、以倉紘平さんの人と詩を紹介する予定です。

そのための予習をしているのですが、年譜を読んでいると驚くことが載っていました。

2002年のところで、《木津川計『優しさとしての文化』が出版され(略)「夜学生」をテーマにした杉山平一氏と私の作品をとりあげ、「杉山平一から以倉紘平へ」という文章で、詩歌ジャンルの結びとされたことに感激する。》とあります。

木津川計さんは何年か前に引退されましたが、NHKラジオで長年「ラジオエッセイ」という番組を持っておられて、わたしの詩を何度も紹介してくださったのでした。今もお元気でいてくださることを祈ります。

その木津川さんの『優しさとしての文化』はわたしも所持しているはず、と探し出してきました。

改めて読んでみて大いに感動しました。

木津川さんの杉山平一先生への署名が入っています。

というわけで、この本は杉山先生がお亡くなりになった後、ご息女の初美さんから形見分けとして戴いたものです。

このことについてもラジオでお披露目しよう。