神戸文学館 2025・3・29 | 喫茶店の書斎から

喫茶店の書斎から

コーヒーカップの耳

神戸文学館での講演会に行ってきました。

しばらくぶりでしたが、菅原洸人さんが描かれた水木しげる像の絵に会って来ました。

変わらず、喫茶ルームに飾ってありました。

「ポエム&アートコレクション」の展示を見て。

 これは野元正さん出品の紙(一部皮、アルミ等)で作った鎧です。

それに関する詩が添えられていました。 「紺碧を鎧う」です。

 

さて講演は神尾和寿さんによる「詩の魅力とは、何だろう?」。

約一時間半、6篇の詩をテキストに語られました。

選ばれた詩はすべてわたしの知らない詩でしたが、面白かったです。

わたしにも解るユーモア漂う詩でした。

そういえば、拙詩集『コーヒーカップの耳』に神尾さんから頂いた便りには、わたしと同質の匂いを感じたのでした。

今日の講演の語り口も、なんだか人間味を感じるものでした。

 

会場では、ブルーグラッサーでもある大西さんはじめ、たくさんの知った人にお会いしました。

元「火曜日」同人では、神田さん、芦田さん、北野さん、柴田さん、中島さん。

そして帰りには、島田陽子さんの近くにおられた江口さんに、島田さんに関する貴重な話をお聞きしました。

行って良かったと思ったことでした。

imamuraさんの本。 『完本・コーヒーカップの耳』面白うてやがて哀しき喫茶店。