天才には秀才藤原正彦さんの『天才の栄光と挫折』を読んでいる。面白い。こんなことが書いてある。《天才と大秀才のコンビは数学では理想のコンビなのである。》これはもしかしたら将棋にもいえるかもしれない。師匠は大名人よりも普通の棋士の方がいいのかも。名伯楽というわけだ。曰く、藤井聡太四冠に杉本さん。菅井八段、稲葉八段に井上慶太さん。お二人とも一流棋士だが大きなタイトルは取ったことがない。