「尼崎精工」 | 喫茶店の書斎から

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コーヒーカップの耳

今朝の神戸新聞阪神版に詩人杉山平一先生のご尊父が経営なさっていた会社「尼崎精工」のことが大きく掲載。
約一万数千坪の敷地に従業員が2000人と。わたしは3000人ともお聞きしているが。

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知っていることも多かったが、興味深い話もある。
中でも「100人余りの聴覚障害者を受け入れる」なんて話、戦中のことだからその先見性に驚く。
平一先生も少し出てくるが、社内に「巡回文庫」もあったというのは、先生の意思ではなかったろうか。
先生は、大洲市からの女子挺身隊員に詩の講義をなさっていたくらいだから。

従業員が写っている集合写真だが、ここに平一先生が、おそらくご尊父と並んで写っておられる。
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両手を握りしめて膝の上に置かれている姿はいかにも平一先生だ。