日航ジャンボ機が御巣鷹山に墜落してから、今日で35年だという。
坂本九さんが生きておられたら78歳だと。
ほぼわたしと同年。
何度も書くが、あの飛行機にはわたしと同姓同名のイマムラキンジという人が乗っていた。
しかも同年齢。
テレビのニュース速報でカタカタでの乗客名簿が発表され、何人もの人から電話がかかってきた。
翌朝にはわざわざ確かめに来て「あ、足がある」とか言われた。
なんだか不思議な経験をしたものである。
これも何度も書くが、神戸の病院に入院しておられた足立巻一先生が「ぼくの教え子が乗っていた」と嘆かれていたということを後日聞いた。
足立先生はその二日後、8月14日に急性心筋梗塞でお亡くなりになった。
わたしにはそれが心残りになっている。
なんだか後ろめたい気持ちがいまだに拭えないのだ。