「ぽかん」7号 | 喫茶店の書斎から

喫茶店の書斎から

コーヒーカップの耳

お借りしている本。
 

といっても、わたしの大きな掌なら入ってしまうほどの(ちょっと大げさかな?)可愛らしい本。

80ページ余の随想ばかりの本です。
わたしの馴染みのある(と言ってもお会いしたことはない)のは山田稔氏だけ。

今号は編集人の真治彩さんを含め11人が書いておられる。
みんな派手な文章ではなく、落ち着いた文体で、しみじみと読ませます。
心の奥に届く文章。
宣伝臭もなく、好感が持てます。
しかし、奥付に発行所の住所が記載されていない。
なにか意図があってのことでしょうが、ちょっと残念。