「現代詩神戸」261号 | 喫茶店の書斎から

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コーヒーカップの耳

現代詩神戸研究会の永井ますみさんからお送りいただいた。

「現代詩神戸」261号です。
表紙絵はどなたの手になるのだろう?丁寧なデッサンです。

ページを開いて、巻頭詩。

井口幻太郎さんの「ミモザ」です。
いい詩ですねえ。上質の織物を思わせる手触り感のある詩。
しみじみと心のうちに染み入ります。

次のページのこの詩も素晴らしい。

渡辺信雄さんの「時の花」。
やはり上質の織物に手を添える感じがします。
長年の修練がこのような詩を生むのでしょうか。

そして、土屋宣子さんの「邂逅ー少年の日のきみにー」。
←二段階クリックで。
少し長い詩ですが、ていねいにていねいに書かれています。わたしは、知らぬ間に深く共感させられていました。
土屋さんはたしか、もうずいぶん昔にわたしの店を訪ねて下さったことがあったと思います。
お元気で良かった。