田村孝之介 | 喫茶店の書斎から

喫茶店の書斎から

コーヒーカップの耳

今朝の神戸新聞。

神戸市立博物館所蔵「洋画セレクション」展。
この左上の絵、いいなあと思ったら、田村孝之介でした。
気品のある、しかもくっきりとした人物像が表現されていて、いい絵ですねえ。
で、田村孝之介だが、拙著『触媒のうた』の人名索引を引くと36ページに出ています。
そこには宮崎翁の言葉として、
《「小野十三郎や田村孝之介などとは僕、飲んでヘベレケになって取っ組み合いをしたこともありました」》とあります。
集合写真を上げてますが、その中に田村もいます。
この写真は昭和20年代のもの。
絵は昭和30年ごろという。
宮崎翁の交友の広さにつくづく感心させられます。