『石を積む人』 | 喫茶店の書斎から

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『石を積む人』(エドワード・ムーニーJr.著・杉田七重訳 求龍堂)を読み終えた。

460ページの長編小説。
この前に見た映画「愛を積む人」の原作です。
あの映画があまりにも感動的だったので原作を読んでみたくなったのでした。
小説も良かった。
映画ほどの臨場感は当然なかったが、しみじみと心に入って来て考えさせられた。
ストーリーです。←クリック。興味のある人はお読みください。

映画とは設定が少し違いますし、ストーリーも多少変えてありますが、中心を流れるテーマは当然同じです。
まあ若い人向けではないですけどね。
わたしぐらいの年配者が読むと、強く心に響きます。後の人生(余生)に影響を与えることは必至でしょう。
読んで良かったと思いました。
訳者のあとがきの一部です。
←クリック。
ラストシーンが映画とは全く違いました。
ちょっとショックでしたが、これが小説なのでしょう。
映画はハッピーエンドでしたが…。
映画ももう一度見たいなあ。