『あなたという国』(ドリアン助川) | 喫茶店の書斎から

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うちの家内は、結婚以来40何年間、ずっと忙しく立ち働いてきた人で、本を読む余裕のなかった人です。
それが先日、何を思ったのかわたしが読み終えていたドリアン助川さんの『あなたという国』を読み始めていたのです。

これまでにもたまに本を手にすることはあったのですが、まず途中までで挫折してました。
ところがこの本は「読みやすい」などと言って、お医者さんへ行く時などに携えて行って、とうとう読み切ってしまいました。
こんな長編小説を読み切ったのは、多分結婚以来初めてのことだったと思います。
これを機会に、また本を読んでもらいたいものです。共通の話題が増えますのでね。