←クリック。「岐路の一局」の井上慶太九段の巻の最終回です。
もう20年にもなるのだ。
今、囲碁の井山七冠が話題になっているが、20年前に将棋で羽生善治九段が七冠を達成し、大きな話題になったのだった。
その羽生七冠に最初に勝ったのが我が井上九段だったというわけ。
記事はその時の棋譜を元に書かれている。
最後の慶太さんの言葉が面白い。
≪感想戦を終え、将棋会館を出る井上を芸能リポーターが呼びとめた。「勝った気分はどうですか」。感想を求められたが、無言で通り過ぎた。「今思ったら、いっぱいしゃべっといたらよかったなあ」。懐かしそうに笑う」≫
いかにも慶太さん。庶民派棋士の面目躍如である。
好きやなあ、慶太さん!