十円硬貨の鳳凰 | 喫茶店の書斎から

喫茶店の書斎から

コーヒーカップの耳

今年の「宮っ子」バスツアーは平等院と三室戸寺へ行くことになっている。
そこで十円硬貨だ。
平等院の絵が入っている。
ここに3枚並べます。
←クリック
左から、昭和27年、昭和27年、昭和64年とあります。
さてその裏側。

同じ並びにしてあります。
違いが分かるでしょうか?
屋根の上の鳳凰です。
オスとメスがあるのが。
と言っても正式なものではありません。
わたしが中学生のころ(昭和30年代)に十円玉にオスメスがあることが話題になったことがありました。
真ん中の鳳凰をよく見て下さい。
左右のものより尻尾が小さい。
これをメスと呼んでいました。
調べてみると、昭和26年と27年のものに限られるとのこと。
いわゆる「ギザジュウ」(縁にギザギザがある)です。
その中でも半数ぐらいがメスとのこと。
で、左端。同じ27年でもオスのようです。

真ん中の27年は店のお客さまの清水さんにお借りしました。
たまたま持っておられたのです。
バス中での話題にしようと思って。
ところで左端の27年ですが、これは先ほどお地蔵さんのお賽銭を回収してきた中に偶然ありました。
「おっ、メスか?」と思いましたが、残念ながらオスだったのです。
メスの十円玉は滅多に見つかりません。
因みに、ここに上げた64年ですが、なにか感じられませんか?
昭和64年はたしか一週間ほどしかなかったのです。すぐに平成になった年でした。