半月ぶりの牛山さん | 喫茶店の書斎から

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コーヒーカップの耳

連休後、初めての来店の牛山さん。

「小便した後、なんや股の辺りが温いんや。済んだ、思て納めた後で、まだ出よったんやな。そのままではおれんから、家に履き替えに帰った。そしたら嫁はんが『もう、オシメしなさい』言いよんねん。年は取りとないなあ」

彼はこのような話を取引先でもするのだろう。自分を飾らず、自虐ネタで相手を油断させて、キッチリと仕事はする人なのだ。