一時間余りお話しして帰ってきましたが、
帰りに「これを皇太子に」と言って本を下さいました。

『兵庫の民話』(未来社刊・宮崎修二朗・徳山静子編)です。
まっさらな新刊本です。
しかし表紙に見覚えが。
わたし持ってました。古書店から入手したものです。

左は1960年発行の初版本。
右が今回の新版本の第一刷。2015年12月15日発行。
翁に署名して頂きました。

「滉太子くんへ」と書かれています。
実は古い方の本にも署名があります。

この土井一正という人は当時の筑摩書房の編集局長さんです。
若き宮崎翁を評価しておられた人でした。