伊勢田さんとの思い出 | 喫茶店の書斎から

喫茶店の書斎から

コーヒーカップの耳

昨日お亡くなりになったという伊勢田さんのことだが、ホロホロと思い出すことがある。
そのうちの一つ。
たしか和田英子さんの『風の如き…』の出版記念会が神戸のどこかのホテルで行われた時だったと思う。(和田さんも亡くなられてしまった)
帰りに珍しく伊勢田さんと二人ずれで歩いたことが。その時「ぼくの行くドジョウ屋へ行きましょう」と言って誘って下さったのだった。ところがその店へ着いてみると、休みだったのだ。それで、ほかの店へ行くこともなく「またの機会に」とお別れしたのだった。
もしあの時、二人だけで一杯飲んでいたら、どのような話が聞けたのだろうか?今思っても残念な気持ちがする。
写真は2006年「足立巻一と天秤の仲間たち」展会場で。

右は先年お亡くなりになった菅原洸人画伯。真ん中は宮崎修二朗翁。