「はじまり」 | 喫茶店の書斎から

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コーヒーカップの耳

昨日の神戸新聞文芸欄。詩の部の特選に清水裕明さんの「はじまり」が。



文字通り、肩の力を抜いて書いておられる。
これなら、現代詩に馴染みのない一般の人にも受け入れられるでしょう。
しかも、読書に慣れた人にも評価されるのでは?
わたしが特に気に入った詩行は、
「わたしがはじめにくる言葉があふれる街を」でした。
何気なく書かれているが風刺が鋭いですね。
わたしも心しよう。と言いながら「「わたし」が始めに来てしまった。