『おまえの道を進めばいい』 | 喫茶店の書斎から

喫茶店の書斎から

コーヒーカップの耳

安水稔和先生からお送り頂いた。

『おまえの道を進めばいい』(安水稔和著・1991年刊)
「播磨の文人たちの物語」とサブタイトルがついている。
そして、もう一冊の冊子を。
 これは先の『おまえの…』の中の有本芳水の項を抜き出して冊子にしたもの。一昨年、平成25年に作られている。

安水先生は、『KOBECCO』にわたしが書いているものをいつも読んで下さっている。そして時にアドバイスを頂いたりする。今回は「有本芳水」を読んで下さっての縁でお送り下さった。
ありがとうございます。
この本(『おまえの道を…』)は多分、小学生高学年から中学生向きの読みものでしょう。漢字の多くにルビが振ってある。そして、子どもに分かりやすく書いてある。
序文「はじめに」には、この本に登場する九人の播磨の文人の名前を挙げた後、次のように続く。
 ≪この人たちは、小さいころ、どんな子どもだったのでしょうか。大きくなったらどんなことをしたいとおもっていたのでしょうか。大きくなってどんなことをしたのでしょうか。 この本を、手のとどかない遠い昔の偉い人の話とおもわないでください。あなたがたのすぐそばにいる泣いたり笑ったり怒ったりする身近なすばらしい人の話だと、そうおもって読んでください。
 どの話も、どの人もあなたがたの心にしっかりと残りますように。≫

子どもたちに親切な読みやすい本だ。わたしも楽しんで読ませて頂こう。