「岡目八目」 | 喫茶店の書斎から

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コーヒーカップの耳

「風媒花」という詩誌に同人として参加していた。
岩川昌子さんという神戸長田の詩人が編集発行していた。
彼女は優れた詩を書く人だが、一冊の詩集も出してはいない。
同人仲間の詩集を手づくりで何冊か出した。自分のものは出さずにである。
わたしの口頭詩集二冊も彼女の手になる。
「詩集を持たない詩人がいてもいいでしょ?」と彼女は言っていた。
さて「風媒花」。
その39号(2001年5月発行)に杉山平一先生から随想を寄稿して頂いている。
無名の者が集まる同人誌である。よもや杉山先生から原稿を寄せて頂けるとは思っていなかった。わずかの稿料しかお出しできなかったと思う。岩川さんの手柄である。
その随想。「岡目八目」。杉山先生らしい視線の文。


これはほかには出ていないものです。
杉山先生の新しい随想集、出ないかなあ。集めれば、量はたっぷりあると思うのだが。ノアさんお願いします。