Oさん! | 喫茶店の書斎から

喫茶店の書斎から

コーヒーカップの耳

久しぶりのお客さま。Oさん。8月初めに見えて以来。
この人、昨年すい臓がんが見つかり、治療中。
どうしておられるかな?と思っていたのだが、扉を開けて入って来られて「お~っ!Oさん」と言ったら、「足あるで」と。
お元気そうだ。仕事も週に三日はしていると。
最近、医師に「あなた、一年生存率、数パーセントやったのに」と言われたと。
ある医師の話として「ガンについては100%でもなく0%でもない」というのがあった。治るともいえないし、治らないともいえないのだと。
Oさん「あと5年生きたい」と仰っていた。
そこにやはり久しぶりのHさんがOさんのケータイにより来店。
以前は毎日のように奥の席で賑やかにしておられたのだった。
話が弾んでいる時に駐車違反の取り締まりに緑色の人がやって来た。
で、お二人、あわてて出て行かれた。どこか駐車場のある喫茶店へ行かれるだろう。どうかお元気で。