黒田ひろしパリ画展 | 喫茶店の書斎から

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コーヒーカップの耳

先日、清荒神さんへお参りした時のことだが、参道に新しくギャラリーが出来ていた。
以前は何か食べ物の店があったと思うのだが。
「黒田ひろしパリ画展」と題されていた。
ちょっと入ってみた。
老夫婦がお迎えして下さった。
そのご主人らしき老紳士が画家だろうと思った。
見せて頂く。
パリの風景である。
しかし、絵が若いのだ。
え?この老紳士が描かれたのか?と思ってしまう。
「ありがとうございました」と出る時に案内状を頂く。

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略歴を見て、え?と思った。
1975年生まれとあるではないか!
そりゃ、絵が若いのは当たり前。納得。
しかも現在パリ在住。
ということはあの老夫婦は、この画家のご両親。
息子のために代わって在廊しておられるのだろう。
見ず知らずの者に丁寧に「ありがとうございました」と頭を下げて下さる。