編集工房ノアさんから「海鳴り」26をお贈り頂いた。
小出版社でこれほど充実したPR誌は少ないのでは?
しかもわたしが知っている何人かの人が書いておられるので余計にありがたい。
巻頭を飾るのは、杉山平一先生の詩、「ポケット」です。

やさしい言葉で心の琴線に触れてきます。
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庄野至さんの随想「佐渡の酒」が良かった。庄野さんは昔、足立巻一(けんいち)先生と共にテレビの仕事をされた人。『足立さんの古い皮鞄』で織田作之助賞を受賞しておられる。その受賞記念祝賀パーティーにお呼び頂きました。
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伊良子序(はじめ)さんの「漂泊と修羅」も良かった。伊良子さんは元神戸新聞記者さん。またその祖父は、伊良子清白という詩人。その詩人の詩碑にわたしは以前、偶然に出会ったことがある。家族旅行で行った三重の安乗崎で。「安乗の稚児」という詩だった。何か、縁を感じる人だ。あ、その伊良子序さんが昨年出された本のことわたし、ちょっと前のこのブログに書いてます。
http://blog.goo.ne.jp/coffeecup0816/d/20130704
安乗でのことも書いてました。
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他に、和田浩明さんのも読みごたえがありました。
そして大塚滋さんの「舞鶴と私」も印象的。
さらに巻末の、涸沢純平さんの「大島の雨」が読ませます。
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涸沢さん、わたし、ノアさんの本、そんなに購入しないのに、「海鳴り」をいつも忘れずにお贈り頂いてありがとうございます。
