足立先生の年賀状 | 喫茶店の書斎から

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コーヒーカップの耳

M岡さんのブログにこんな記事がありました。


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 この本を読みだしたのだが、中にこんな年賀状が載っている。

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 宮崎さんは、≪足立さんの年賀状――奇抜というより、これこそ詩人らしいことばの選び方だと思う。「ご健康を祈ります」と書けば、紋切型にすぎない。「長生きが勝ち」だから「からだを大事に」という祈りを、長寿のチャンピオン松永翁のことばを借りて尽くしているのだ。そして氏が、長いあいだ心を傾けている童詩運動の「事務」的用件までPRした心のはげしさに、わたしは感動した。これはすでに「宣伝」や「広告」ではないのだ。≫と書いている。

この本、わたしも持っている(表紙絵が違う)が、ここまでキチッと読んではいなかった。
M岡さんありがとうございます。
この本のこと、宮崎翁は「やっつけ仕事でお恥ずかしい」というようなことを仰っていました。
しかし短期間(10日間で)で書いてしまったことが恥ずかしいということのようで、内容は悪くはありませんよね。