「KOBECCO」6月号の原稿を書いていたのだが、なんとか草稿、というより雑草稿だが書けたのでホッとしていた。
そこに扉の外に人の気配が。
Tさんだった。
久しぶり。「どうぞ」と招き入れて、家内と共にコーヒーを飲む。彼女の手土産のクッキーを頂きながら。
そのTさんから聞いた話。
先日のサンボーホールでの古書市で『木』40号を買われたのはTさんだったのだ。薄っぺらい冊子一冊に結構な値段がついていたので、どんな人が購入したのかと思っていたのだった。
それは本の虫、M岡さんも気になさっていた本。
Tさん、あまりに薄っぺらで後悔してるかと思ったが、「買って良かった」と。
内容がいいですもんね。
はい、実はわたしも所持しています。
