曲江三郎さん | 喫茶店の書斎から

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コーヒーカップの耳

西宮市立北口図書館で行われた「市民が語る西宮いまむかし物語」に行ってきた。
講師は、うちの店にもちょこちょこ顔を出して下さる曲江三郎さん。
定員40人+立ち見ということだったが、満員で入れずに帰られた人も多数あった。

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テーマは「平安貴族の西国紀行~京から西宮を通って~」というもの。
なかなか面白かった。地元西宮の者には興味を魅かれる話だった。レベルも高く、よく勉強しておられる。
ところが曲江さん、風貌で損をされる。
ちょっと見、怪しげな感じがする。


素人講師ということもあり、「それは違うんじゃないですか?」など、結構鋭い質問が飛ぶ。聴衆は歴史好きの人だろうし、途中での質問もOKということだったのでなおさら。
しかし、曲江さん臆せずキチッと答えられる。そのやり取りを聞きながら、この人、ホントにスゴイと思った。並の素人ではない。ひとを見かけで判断してはいけない見本のような人。
知らないことにはキチッと、それはまだ勉強不足で、と誤魔化しはしない。余裕すら感じられる。いや恐れ入りました。

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会場で知った人にお会いしました。
堀内さん、前田豊さん、豊田さん、土井さんなど。前田さんには久しぶりでしたがお元気そうで良かった。