キツネの教え | 喫茶店の書斎から

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コーヒーカップの耳

ある雑誌の「キツネの教え」と題した、ある著名作家のエッセーを読んでいて、胸をつかれる記述に出合った。

―そして私は原発を全廃しようという市民運動の一員となって、集会のひとつで、「次の世代がこの世界に生きうることを妨害しない、という本質的なもののモラル」こそいま大切だ、と語った。―

大いに共感する言葉だ。かわいい孫たちの顔を思い浮かべればなおさらに。