孫詩 | 喫茶店の書斎から

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コーヒーカップの耳

詩誌「火曜日」111号が出ました。

わたしは相変わらず孫詩を書いています。もう何年も。

一流の詩人は孫詩を書きません。

どうしても甘くなってしまうからでしょうか。

例外として、あの金子光晴が孫詩集『若葉のうた』を出して話題になったことがあります。

でも、金子も「孫詩を書くようになってしまったか」と当時批判されたとのこと。

詩人として立とうとすれば孫詩を書いてはダメなんですね。

しかし、私は書きます。こんなに素晴らしい素材はありません。