店を閉めてから三宮図書館まで電車で。
予約していた本の準備が出来たとメールがあったので。
お借りしたのは『ただ一人立つ人間』(三浦清一・的場書房・1956年刊)。
石川啄木の妹の光子のご主人、三浦清一の生涯一冊だけの詩集である。作った詩は数百篇に上るということだが、詩集はこの一冊だけ。
序文を賀川豊彦と阪本勝が書いている。
これから、読む。
行ったついでにもう一冊お借りしてきた。
東秀三さんの『神戸』である。
これには「足立巻一」の一項が立てられているということを昨日知り読んでみたくなったので。
東さんは後に『足立巻一』という一冊の本も出しておられて、これは所持している。
東さん、その本を出されたあと、たしか「夕暮れ忌」で講演されたように記憶するが…。わたしの記憶力も落ちた。
東さんも亡くなられて久しい。時は容赦なく流れる。ああ。