西宮市の情報課が催している「第2回写真展・秋のレジャー」を見て来ました。
興味深いのは甲山の写真です。
昔はこうでした。山の南面に樹木がない。南から見ると文字通りはげ山でした。しかしこれが良かったのです。
頂上からの眺望が見事でした。眼下に西宮の町並みが見事に広がっていたのです。いまは雑木が育ってしまって、まったく見えません。あの眺望があったればこその、甲山は西宮のシンボルでした。
この写真、見て下さい。
甲山から仁川ピクニックセンターを望む写真です。今、こんな写真撮れません。頂上へ上がる魅力がなくなってしまっています。
なんとかあの頂上付近の樹木を整備して視界を広げてはもらえないのでしょうか。
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西宮市教育委員会発行の『市民文芸集』(昭和58年)にこのような詩が載っています。