口蹄疫・慰霊碑 | 喫茶店の書斎から

喫茶店の書斎から

コーヒーカップの耳

山さん 「おかしいやろ!鳥、殺されとるのが可哀そう、て」

     「なんで?」

     「あんなことして飼うとるのが、そもそも可哀そうなんとちゃうんかぇ。狭いとこに入

       れられて、玉子産まされて、産めんようになったら、処分されて。鳥、人間に食うて

       もらうために玉子産んでるんとちゃうやろ」

     「そらそうや」

     「牛もやろ。口蹄疫で殺されて可哀そうやて、それなんやねん。どうせ行く行くは殺

       して食うんやろ。しかもや、口蹄疫で殺された牛の慰霊碑を作っとる。あれなんや

       ねん!オレはわけわからん。なんかおかしいやろ」

今日の牛山さん、至極まともな話であった。