仕事を発展させるためのアイデア  | 社会のマンホール

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コーヒーカラー代表 仲山卯月 兼
恵比寿横丁流し パリなかやま
によるブログ

ざっくりいって、流しは誰でもできる。
やがて慣れる、だから成れる、と私は思う。

そして
どんな仕事だって早く慣れて、
効率よく稼ぎたいし上手くやりたい。
上手くやれれば愉しい。それが発展です。
それを仕事の発展と言いましょう。

では
どうしたら短期間で仕事が発展するか。

どんなアルバイトでも要領のいい者がいる。彼等は一体なんなのか!?
私は滅法要領が悪く
身体で覚えないとダメな方で
興味のでない方面の記憶力などが、まったくもってイマイチだ。

ところが、そんな私でも
これが当人の死活問題になってくると話は別で
この流し稼業はちゃんと発展したように思う。

死活問題
それは生きるか死ぬかサバイバルの問題です。
目の前の事柄
それをやんなかったら生き残れない、死ぬ、という状況を指す。


私にとって流しは、興味ある分野の刺激的なものだった。
そして
私が流しに参入した時期
それは、ちょうど私の「活ける音楽家」のキャリアに暗雲がチラつき始めた時であった。
つまりその時、
流し稼業を成り立たせることは、は私にとって(限定的だが)死活問題だったのだ。
こうなると自分の不足や未熟を補うため
毎日あたらしい発見やイノベーションが起こる。



というわけで
仕事を発展させるには、それを
「死活問題にすること」
が最も手っ取り早い、と私は思う。

この道理は何となく分かっていただけるだろう。
昔から言われる
・火事場の馬鹿力
・窮鼠猫を噛む
みたいなことです。

しかし
斜陽とはいえ、まだまだ豊かな現代日本で
「稼業が死活問題」とは、なりにくい。しにくい。
まず、選ばねば仕事は無数にあるのだから。

「この仕事でやってなきゃ、私は生きてても意味がない」
とまで思えたならば、限定的死活問題になるだろう。
しかし単に「自分を追い込んで」という言葉だけでは難しい。
(マゾな人はおいておく)

そう
よほどの自己暗示ができなければ
仕事を本当の死活問題にするのは難しい、と私は思う。

そして、さらに難しいのは
死活問題と向き合い続けることである。これは、とんだストレスだし
普通避けたい。まあ最初は大変でも、ある程度、要領がよくなる。
どんな仕事もやがて慣れる。
そうして発展しなくなってしまう!

ま、とにかく
目の前の仕事を「簡単に死活問題にはできない」
ということで同意していただきましょうか。

さて
図らずも流しとしては妙な安定期に入った私は
仕事を死活問題として取り組み続けることができにくくなった。
つまり慣れた。
そこで代理として使えるアイデアを思いつく。

続く。