「ハル・ライシャワー」 | Coffee Break

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つれづれなるままに、日々の出来事、感じたことを思うままにつづろうと思います。

「ハル・ライシャワー」

上坂冬子(かみさかふゆこ) 著

講談社 

1994年12月 出版

 

ライシャワー駐日大使という方がいらっしゃいました。

アメリカでジョン・F・ケネディさんが大統領だった時代に

外交とは畑違いの学者さんが

抜擢されて大使となられた方でした。

その方の奥様は、日本人でらっしゃいました。

ハルさんといいます。

ご主人を支えて、日米の相互理解のためにご尽力された方

という印象が私にはありました。

 

また、

一番印象に残っていたのは、

ライシャワーさんが、亡くなられたときに、

葬儀やお墓はいらないというご本人の希望により、

太平洋に散骨された

ということです。

 

 

 

実は、私の父も散骨を希望していた時期がありまして、

ふと、

ハルさんのことを思い出したのでした。

 

しかし、それより

ハルさんの経歴に改めてびっくりしました。

 

お母さまの教育方針により、

すべて、アメリカ式?でハルさんたち兄弟を育てられたそうです。

 

ハルさんは、戦後、ジャーナリストとして

日本で活躍し、当時としては珍しかったであろう

マイカー通勤をされていた、

というのにも興味を惹かれました。

 

さて、

そんなハルさんは、

ご自身のおじい様やその一族のことについて、

「絹と武士」という著書もだしておいでです。

 

そして、ライシャワーさんは、

「ライシャワーの遺言」という著書がおありです。

 

 

というわけで、

今回の本レビューは、

ハル・ライシャワーさんの伝記でした。

 

 

追伸)

ブックレビューとは関係がありませんが、

今回、久しぶりにアメバブログ管理画面を開いたところ、

1年前の同じ日に私がアップしたブログがリンクされていました。

嬉しかったです。

アメバさん、ありがとうございます。