こんにちは。
カウンセリングルーム杏の
はやみです。
今日は今うちにいる、里親さん募集中の猫のマルくんのお話しです。
マルくんは去年の春に生まれた、キジトラ模様の男の子です。
野良のお母さんから生まれたけど、
餌やりのおじいさんが毎日ご飯をくれるので、
それほどお腹が空くことはなかったです。
周りは住宅地だけどお寺やお墓、
人しか通れない路地ばかりで、
車が来ることも少なく、危険なことも少なかったです。
餌やりのおじいさんの家には庭の猫小屋に
三毛のおばさんとキジトラのおじさんがいました。
そこは日当たりが良く眺めも良かったので、
金網で囲われた小屋に駆け上がったり、
おじさんおばさんともお話しして、
毎日元気に暮らしていました。
ある日、体の悪かった餌やりのおじいさんが入院し、しばらくして小屋の中にいた三毛のおばさんがいなくなりました。
さらに季節が変わり、キジトラのおじさんの小屋の鍵が開けっぱなしになり、ご飯ももらえなくなり、キジトラのおじさんは出て行きました。
おじいさんの家の中にいた猫たちも、
玄関から出されて家の中に入ることが出来なくなりました。
他にご飯をくれるおじいさんがいたので、
その人にご飯をもらっていました。
とても優しいおじいさんさんなので、
マルくんはそのおじいさんが大好きになり、
ご飯をもらった後、おじいさんに付いて行きました。
おじいさんはちょっと困った顔をしていたけれど、
そこには優しいおばあさんと2人に可愛がられている猫たちもいました。
このおうちに入りたいなーと思ったマルくんは、
毎日優しいおじいさんの家に行き、玄関でなきつづけて家の中に入れてもらうことができました。
おじいさんの膝はとても暖かくこのままずっと
おじいさんと一緒にいたかったけれど、
それは難しいお話しだったので、
おじいさんの家とお寺とを行ったり来たりしてました。
その日はいつものようにおじいさんの家でご飯をもらってましたが、なぜかとても美味しそうなご飯をおじいさんがくれたので、喜んで食べていたらそのまま抱っこされて、カゴに入れられて保護猫活動をしているというおばさんの家に連れて行かれました。
おばさんには病院に連れていかれ、
血をとられたりした後、しばらくおばさんの家にいることになりました。続く。