医薬分業は絵に書いた餅か | Coffee of Cusie

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薬剤師ですが、仕事内容は行政です。学生時代は、数学、物理学、化学、生物学に特に興味がありました。

薬学部と医学部どちらに入ってもいいとなったときに薬学部を選んだ者のみが、医薬分業の精神を持つことができると思う。

結局のところ、この結論に行き着く。(極論であり、また、不愉快な考えだとも思うのだが。。。)

医学部に入れるものなら薬学部ではなく医学部に入りたかったと思い続けている限り、薬学は医学から切り離させることはない。

つまり医薬分業など夢のまた夢。

世間は「医師が一番、薬剤師はよくわからない」と思うだろう。

それでいい。

周りの評価など、この場合重要ではない。

薬学とは何か、深く思考を巡らせる必要がある。

もし、不要と結論がでたなら、薬学の存在を完全否定すればいい。




僕は薬学を素晴らしいものだと信じている。

化学と生命、医療、環境などを結びつける独特な学部だからだ。

化学なくして日本の薬学はないと結論付ける。

もっと徹底的に化学をそして、数学、すなわち、解析学、線形代数は勿論のこと、フーリエ変換、ラプラス変換なども教えるべきだ。

つまり、これらをモデルコアカリキュラムに組み込むべきだ。

化学を薬学から除いたとき、僕は医学部または理工学部を迷わず選択するだろう。