医師法に違反しない薬剤師業務の範囲の曖昧さ | Coffee of Cusie

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薬剤師ですが、仕事内容は行政です。学生時代は、数学、物理学、化学、生物学に特に興味がありました。

実にふざけている。

厚生労働省医政局長通知(2010年4月30日)

この内容は非常に抽象的。

日本病院薬剤師会はこれを踏まえ、具体的な解釈をまとめ上げた。

また、このことについて日本病院薬剤師会は厚生労働省の方に伝えているという。

厚生労働省の方で具体的に薬剤師の行える範囲について通知等を出さないから、薬剤師間、薬局、病院、地域間で薬剤師の業務の範囲について見解が分かれるのだ。

薬剤師のフィジカルアセスメントに関しても、厚生労働省はどう考えているのかいまいち見えてこない。

医師法違反を恐れ、先輩薬剤師や、ある程度年齢のいった薬剤師は、学生や新薬剤師に対してフィジカルアセスメントに関してはっきりとしたことが言えないのが現状だ。


はっきりとした具体的な見解を、厚生労働省は示すべきだ。

いちいち薬剤師の業務範囲などという、ある意味どうでもいいことに振りわませれたくはない。

範囲が明確なら明らかなることゆえに、どうでもいいことという意味。